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過敏性腸症候群

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過敏性腸症候群とは

 レントゲンや大腸内視鏡検査などの検査で原因となるような異常を認めないのにもかかわらず腹痛・腹部不快感や便秘・下痢などの便通異常を繰り返す機能的疾患です。
(機能的疾患とは、その臓器の組織に異常がないのにその臓器の働きの異常によって生じる疾患のことです。)
 放置しておいても生命にかかわるような重篤な状態になることはなく、多くの場合はしばらくすると一時的には自然軽快するのですが、大事な仕事や試験の前とか、通勤や通学の電車の中などで急にお腹が痛くなり慌ててトイレを探して駆け込むというようなことを繰り返すことで苦痛や不安感が強くなり、生活の質の低下や仕事能率の低下をきたすことが問題となる疾患です。
 20-30代に多く、年齢が増すにしたがって減少する傾向があり、先進国に多いとも言われており、心理的な要因やストレスとの関連が深いと考えられています。

 

診断

・繰り返す腹痛や腹部不快感がある。
・排便により軽減がみられる。
・排便頻度の変化がある。
・便性状の変化(硬便、軟便、水様便)がある。
などの症状から診断されることになりますが、大腸内視鏡検査などで原因となる疾患がないことを確認することも必要となります。
 

治療

(1)
検査結果で問題となるような疾患が否定されたことを、原因不明ととらえるのではなく、よい情報として十分に理解することが重要です。病気に対する強い不安感が症状を増強させる原因となっていることもあり、検査結果は問題なかったのだと理解することが大事です。
 診断のためにも必要となりますが、治療のためにも大腸内視鏡検査を受けることに意味があるのです。
 
(2)
生命にかかわるような重篤な状況になることはないということをよく理解し、経過の長い病気であり、症状が完全になくなることは少ないという病状を受け入れて、完全に治すことを目標にしないことがとても大事です。目標を下げることで結果的に症状が軽減する可能性があります。
(3)
食事や生活習慣の改善は重要です。
    ・規則的な食事時間、十分な睡眠により生活リズムの確立をしましょう。
    ・高炭水化物食になっている、高脂肪食になっている、食物繊維が不足している、
     アルコールの摂取量が多いなど、食生活の偏りがある場合は改善しましょう。
 
(4)
ストレスに対して、その回避の方法を考える、あるいは発散する時間を作るようにしましょう。

 
(5)
 
これらの意識の改善や生活習慣改善等でも、症状の改善がみられない場合には症状に応じて投薬を行います。

※状況によっては精神科や心療内科による治療が効果的である場合もあります。
 
 

 

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