新宿区西落合のやない胃腸科クリニック|胃・大腸内視鏡検査

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大腸ポリープ切除術

大腸ポリープ

治療機器イメージ

ポリープとは粘膜に生じる隆起性病変の総称で、大腸ポリープの中には腺腫、早期がん、炎症性ポリープ、過形成性ポリープなどが含まれます。大腸のポリープの約80%は良性のポリープである腺腫なのですが、腺腫は大きくなってくるとその一部ががん化する場合があるために前がん病変と言われています。
がんが含まれる率は腺腫が大きくなるにつれて増加し、大きさが5mm以下では0.46%、6mm~9mmでは3.3%、10mm以上では28.2%の癌化率の報告がありますので(※1)、5mm以上の腺腫については切除治療の適応となってきます。
※1:Sakamoto T, Matsuda T, Nakajima T, et al. Clinicopathological features of colorectal polyps: evaluation of the ‘predict, resect and discard’ strategies. Colorectal Dis. 2013; 15: e295-e300

大腸ポリープ切除術

大腸ポリープイメージ

内視鏡的切除術が可能だと思われるポリープの場合でも、大きさや形、部位などの状況により、そのリスクが大きいと思われる場合には、入院が可能な病院や術後の急な対応が必要となった場合に夜間や休日でも当直医の対応が可能な病院へ紹介させていただきますが、当院で切除が可能であると判断できたポリープについては日帰り内視鏡的切除術を施行しています。手術時間は20分~30分を目安に行っており、術後は翌日と2週間後に来院していただきます。
また、術後1週間は生活制限などの注意事項があるため、事前にその説明とポリープ切除についてのリスク等に関する説明を聞いていただき了承していただく必要がありますので、検査時に切除術を希望される方は検査を予約する時に申し出てください。

-当院では-

当院では高周波スネアと呼ばれるワイヤーの輪をポリープのねもとにかけて焼き切る切除方法か、つまんで焼き切るホットバイオプシーと呼ばれる切除方法でポリープの切除を行っています。切除したポリープは回収して、病理診断により良性・悪性の判断や悪性度の診断を行います。
 
当院での大腸ポリープ切除術の施行は月・火に限定しているため、初回検査の方やポリープの存在が確定していない方の場合には、ポリープ切除は行わない生検(組織を一部採取して顕微鏡検査による病理診断を行う検査)までの予定で検査を行うことにしています。